楽曲分析

どうして色々な曲をすぐに弾けるの?

学校では、よく子どもたちのリクエストを聞いて、ピアノを弾いて(弾かされて)います。

今時の子どもたちなので「アレクサ、音楽をかけて」に近い感覚なのでしょうかね。僕はもう歳なので分からないですけどね。

最近は三浦大知さんのブリザードとか、のび太の月面探査機の曲が人気のようですね。

新曲が多すぎて全然対応できていませんが、何とか流行りの曲を聞いてリクエストに応えているところです。

さて、そんなパフォーマンスをしていると、よく「よしたく先生ってどうして色々な曲をすぐに弾けるの?」と聞かれます。

確かに子どもたちからすると不思議ですよね。楽譜が無いのに自分がリクエストした曲をすぐに弾くわけですから。

もちろん魔法でもなんでもなく、ただただ聴いて覚えているからなんですけどね。要は絶対音感のおかげなんです。

絶対音感ってなに?

僕もあまりよく分かっていないのですが、音の高さと音の名前がリンクしており、聴こえてきた音の名前が直感的に判断できる能力のことを言うようですね。

僕は絶対音感があるので、ピアノの鍵盤を弾かれたら何の音が鳴っているか分かりますし、それが和音だったとしても大した問題はありません。

もちろん、あまりにも変な和音を鳴らされたら分からないですけどね。

そして歌とか弦楽器の音を聞けば、それが少し高いとか低いというのも分かります。

僕は小さい頃からピアノ教室で鍛えられたので、気付かないうちにその能力が身についていました。

ただ、これとは別に相対音感というものもあるようですね。こちらは基準の高さがある状態で他の音の高さを判断する能力のようです。

下に僕が普段思っていることとか、音感の特徴をまとめてみます。

別に考えなくても分かる

これは色のとらえ方と似ていると思います。

目の前に黄色いものがあった時に「あれは何色だろう」と考えなくても、ぼやっと頭では分かっていると思います。

ただ、5つ以上の音があったり、難しい音の組み合わせは考えないと分からないですね。不協和音とかは特に。

物が当たる音は分かりにくい

よく「じゃあこれは何の音なの?(ガンガン」とやる人がいるんですけど、物音は非整数次倍音が多い(鐘の音みたいな)上に、単純に音が短すぎるので判別がしにくいです。

いろんな色のストライプを0.2秒だけ見せられて主に何色だったかを当てるのに近いような気がします。

音の高さを知りたい時は、ぜひ長めに音を出して下さい。

曲はバラバラに聴こえている

音楽にはメロディー、リズム、ハーモニー、ベースの4つの要素があるのですが、僕にはバラバラに聴こえています。だからそれを頭の中で組み合わせてピアノでは弾いています。

ちなみに、歌詞はメロディーとリズムに分解されてしまって聴こえていないことが多いです。

カラオケのキーを変えて歌うのは超苦手

カラオケで何かを歌おうとすると、高さが合わないからとキーを変える人がいると思いますが、僕にはかなり難易度の高いことです。

と言うのも、その曲はほぼドレミ…で覚えてしまっているので、全部がずれるとなると一つ一つを頭の中で変えていかなくてはいけません。

例えば「ドミソラソ〜」がキー+5になった時に、ドはファの音になって、ミはラの音になって…だから「ファラドレド〜」と言う風になる、と言う感じです。めっちゃ大変です。

黒鍵は決まった音の高さで聞こえてしまっている

白鍵ってドレミファソラシですよね。ただ、黒鍵は#と♭で2パターンの言い方があります(ド#=レ♭みたいな)。

ただ、僕の場合は黒鍵の音をド#ミ♭ファ#ラ♭シ♭で覚えてしまったので、別な名前で聞く必要がある時は苦労しています。

ちなみに、ミ#とかはファに聞こえています。大変です。

人の声もドレミ…で聞こえる(ことがある)

コンビニ店員さんの「いらっしゃいま↑せー」とか、ビラ配りをしているお姉さんの「よろしくお願いしまーす」とかがドレミで聞こえます。

たまに「この曲のメロディーに似てるな」と一人で気が付いて満足している時もあります。

会話も聞こうと思えば聞こえるんですが、すぐに変わってしまうので覚えていられません。

楽器のチューニングはすぐにできる

ギターとかヴァイオリンとかお琴とか、弦のチューニングをする必要がある楽器を弾く時はチューナーが必要ないので楽です。

ちなみに基準になる高さを440Hzと442Hzの2パターンでチューニングすることができます。

共感覚もある

絶対音感くらいなら「俺も持ってるよ、もっとすごい音感」と言われることも多々ありますが、僕は共感覚もあります。

異なる刺激による情報がリンクしてしまっていることを言うようなんですが、僕は音と色が関連しています(あと文字と色も)。

なので音を聞いた時には、ドならこの色、レならこの色…と言うように色のイメージも頭に浮かんでいます。

逆に色のイメージから音の高さを判断することもあります。ドファソシ♭の和音はサイゼのマルゲリータピザみたいな色味です。

こんな風に色々な特徴があります。もし僕の音感を有効活用してくださる方がいたらご連絡ください。ほぼ使っていないので。

専用のツイッターアカウントもありますので、よかったらご覧ください。

ABOUT ME
Takuya Yoshida
Takuya Yoshida
福島県小野町出身。東京学芸大学教育学研究科を修了し、現在はフリーランスの作曲家、そして都内の小学校の音楽科非常勤講師を務める。 また「よしたく先生」としてYouTubeなどに演奏動画をアップロードし、多くの人と音楽を続けていくための活動を行なっている。福島県田村郡小野町立小野小学校の校歌を作曲している。
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