クラシック

めっちゃ声が高い歌曲「夜の女王のアリア」

クラシック音楽の歴史はグレゴリオ聖歌やオルガヌムという歌から始まっており、元は宗教色がとても強く教会で歌われていました。

時代が進むにつれて様々な歌曲が作曲されるようになり、超絶技巧を必要とするものもたくさん現れました。

今回は、めっちゃ声が高い歌曲である「夜の女王のアリア」を紹介したいと思います。

この曲は、モーツァルトが作曲した「魔笛」という歌劇の中の曲です。ちゃんとした曲名は”Der Hölle Rache kocht in meinem Herzen”で、日本語に訳すと「復讐の炎は地獄のように胸に燃え」といった感じです。

第2膜の中で、夜の女王が娘のパミーナに、憎きザラストロを殺すよう命じる場面で歌われる曲です。

オーケストラの不穏な前奏で始まり、曲の中間あたりに例の高い部分が出てきます。まずは動画を見てみましょう。

3:01くらいに最高音のファが出てきたのが聴こえたでしょうか。分からなかった人のために2:44からの楽譜を載せておきますね。

夜の女王のアリア

このファの音は高音である上、アルペジオになっているためとても音が取りにくいです。演技をしながらこの音をバッチリ決められると鳥肌が立ちます。

歌劇やオペラでは曲間は拍手をしないのですが、この曲はさすがにすごいので上の動画でもお客さんは拍手をしていますね。

ちなみに僕も挑戦してみようと思ったのですが、声では全く出ないので口笛でやってみました。この音域を声で出すなんて、本当にすごいですよね。

ABOUT ME
Takuya Yoshida
Takuya Yoshida
福島県小野町出身。東京学芸大学教育学研究科を修了し、現在はフリーランスの作曲家、そして都内の小学校の音楽科非常勤講師を務める。 また「よしたく先生」としてYouTubeなどに演奏動画をアップロードし、多くの人と音楽を続けていくための活動を行なっている。福島県田村郡小野町立小野小学校の校歌を作曲している。
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